2019年の干支は亥(イノシシ)。
「猪突猛進」。
良い意味では、1つの目標に向かって猛烈に突き進む、
悪い意味では、視野が狭く周囲のことが見えないまま突き進む、
反対に全体を広く見渡すという意味の「大局観」。
人生において
「猪突猛進」一点集中で突き進む時、
「大局観」全体を見ながら進む時、
どちらも大切です。
「直線」と「円」。
「陰」と「陽」。
男と女、右と左、天と地、昼と夜、善と悪というように、
この世のあらゆる事象、現象には「陰」と「陽」の二元性があります。
https://ja.wikipedia.org/wiki/陰陽
千賀一生さんという方の著書「タオの法則」の一文です。
正しさを他に求めれば、その人の欠点や不正ばかりが気になって、その人が許せなくなる。自分に求めたとしても、ストレスがたまる。
教師の子供はなぜか問題を抱えた子が多いと言われる。これは、善悪で我が子を見てしまう結果である。真に豊かな心の子供を育てることのできる親や教師は、例外なく、善悪を超えた観点で子供を見るものだ。
老子はこれを「善の善なるを知れば、これ不善のみ」と言う。善という善のすべては相対次元の主観にすぎない。自然界には善悪は存在しない。善を推し進めることは、主観を強めることに他ならない。人間の進歩は、そうした相対次元をどれだけ超えるかにある。人間の可能性は、それをどれだけ超えられるかにある。
あらゆる人生の選択は、本質的には、対抗か受容の二つしかない。
対抗は、二元性の現象次元であり、
受容は、一元性の根本次元領域に意識を向かわせる。
対抗モードから受容モードに変わったとたんに、すべてが好転し始める。
その人の魅力が はじめて光を放ち始める。 本来のその人となるからだ。
是非ご一読を!