以前もご紹介した「タオの法則」の一節。
「好き」「快感」「ワクワク」は
ゴーサイン
「不快」「気分が乗らない」は
ストップサイン
「飽きた」は
完了サイン
人間の創造エネルギーの量は
悦びの量に正比例するこの宇宙は、たった一つの点から生じた。その一点が、太陽系や
銀河系、あるいは人間のような叡智ある命を生み出すのは、
宇宙がそうした活動を、悦によって達成するからだ。
深い深い悦の中に至ろうとすることで、存在は、常に新たな創造
へと導かれる。
宇宙がそうであるように、人間も、ほんの一つの小さな「悦び」
に導かれれば、宇宙大の創造へとつながり、宇宙大の至福へと
つながる。
いかに自身の中の小さなトキメキに着目するかですべてが始まる。
「好き」「悦び」「快」「愛」これらは本当は同一であり、その
感覚を生み出す本質を老子はTaoと言う。
悦に導かれる時、流れるような創造と出会う。自然界が創造性を
もつように、私たちが創造の過程にある時、私たちの魂も充足し、
愛に包まれる。
愛は人間が創るものではなく、最初から宇宙の根本に働くもので
あり、人間に無尽蔵に提供されている最大のエネルギーである。
悦に身をゆだねる時にのみ、人は愛の次元に合流し、愛ゆえに
創造は生ずるのだ。
広大な自己というものは
これ以上にない快の意識に
いかに多く入るかで決まる世の天才は、それがどんな分野の天才であろうと、例外なくTaoの意識領域を数多く体験している。Taoは、時間や空間という相対界を超えた領域であり、この領域に入るだけで人が至高のエクスタシーに出会うのは、その瞬間、人間の意識が三次元的制限から解放されるからだろう。
この領域には、制限というものがない。天才がこの領域を多く経験するというよりは、人は、この領域によって天才となるのだ。
(中略)
ピアニストが、この領域に入れば天のリズムを奏で、発明家がこの領域に入ればインスピレーションが無限に沸き起こる。生命の基本は恍惚にある。自然界の生命はそのすべてが恍惚に向かうことによって達成するのである。
心地よい感覚大切に♨